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節分で無病息災を願う

今年は立春が2月3日にあたり、124年ぶりに2月2日が節分。園でも2日に節分行事が行われました。保育職員や子どもが鬼に扮して、豆まきをしました。

豆は、子どもたち手作り。朝から一生懸命に新聞紙などを使って作成していました。きっと子どもたち一人ひとりのいろんな思いが込められた強力な豆になっていることと思います。

室内から「鬼は外、福は内」の元気な声が響き渡っていました!

 

ところで、節分に行う豆まきは、病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式のこと。 宮中で節分に行われていた「追儺(ついな)」という鬼払いの儀式が広まったものです。昔から節分には厄を払い新年の幸せを願う行事が日本各地で行われ、現在も大切にされています。

恵方巻きは、発祥には様々な説がありますが、節分の夜にその年の恵方を向いて食べると、商売繁盛や無病息災で過ごせるなどのいわれがあります。

今年の方角は南南東。

おやつの時間には恵方巻きが出たので、子どもたちと一緒に南南東を向いて食べました。

 

豆まきがよっぽど楽しかったのでしょうか、無邪気な子どもたちは鬼のお面もつけていない私に「鬼は外!!」とニコニコの笑顔で豆を投げる素振りをしてきます。

「…白衣の天使ですけど(>_<)!!」と心の中で泣き叫んでいます…

 

昨年から世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスCOVID19。

世界中からCOVID19が無くなればいいなぁと思いながら、おやつの美味しい恵方巻きを子どもたちと頬張っていました。早くウイルスが終息し、生活や社会がもとに戻ってほしいですね。

 

そしていつか、「鬼は外」ではなく「福は内」と言われるようになりたいと切に願っています。(>_<)

 

記・白衣の鬼看護師