
3.4.5歳児クラスに手洗い指導を行いました。オリジナルの紙芝居を読み聞かせた後に、手洗いの練習をしました。
ばい菌が見える魔法をかけると、みんな大喜び。ばい菌しっかり洗い落とせたかな?
まずは、前半は4.5歳児クラスに手洗い指導を行いました。
まずは紙芝居から。手を洗わないと、どうなるのか…
私の完全オリジナルです。
内容は…
外で元気に遊ぶ子どもたち。
保育園に帰ってくると、手を洗わずに遊びまわるお友だちがいます。
休職も食べ終わってお昼寝の時間。手を洗わなかった子が、急におなかの痛くなる。
手を見てみると、ばい菌がいっぱい…
というストーリーです(笑)
紙芝居では、きらきら星の替え歌で手の洗い方を教えています。
てのひら あらおう
てのこう あらおう
ゆびの あいだ
ゆびの さきも
おやゆび ごしごし
てくびで おしまい
とういう歌です。
これを2回繰り返していただくと、およそ20秒~30秒になり、菌を綺麗に洗い流せる時間となります。
ぜひご家庭でも歌いながら指導して頂けると幸いです。
さて、手のばい菌ですが、実際に子どもたちにも可視化させて見てもらいました。
といっても模擬体験です。
蛍光塗料を手に塗り広げてもらい、暗い部屋でブラックライトを当てると…

このように、塗料をつけた左手が白く光っているのが分かります。
分かりやすく、また手洗いに興味を持ってもらえるように、子どもたちには「光っているのは手に付いたばい菌だよ」と嘘をついちゃいました(゜-゜)
本当は、さっきみんなが自分で一生懸命塗りたくってくれた「ただの蛍光塗料」です…
上記写真は私の手ですが
↓子どもたちの手はこんな感じに仕上がりました(笑)

暗闇に浮かぶ無数の光る手…若干、ホラーです。
子どもたちは「いっぱいばい菌がついてる!!!!」
とおおはしゃぎ。
「これ、どうしたい?」
と聞くと、
「早く手を洗いたい!!!」
と今にも駆け出して手洗い場に行きたそうにしています。
きらきら星を歌いながら、一生懸命洗っていました。
2回歌っても、上手に塗料が落ちなかった子も、
「もう一回洗ってくる!」
と元気よく洗い場に駆け出していきました。

完全に手洗いで落とし切るのは難しいですが、綺麗になった手を眺めて、みんな楽しそうな様子でした。
手洗いが楽しくなってくれたらいいなと、特に今のご時世思います。
ちなみに…
大人も子どもも、洗い残しがでるのは、指先・指の間・親指周辺・手首です。
注意して洗いましょう!
さて、3歳児クラスですが、こちらは蛍光塗料が難しいかな?と思い、ばい菌スタンプを使って、指導しました。

このスタンプを掌や手の甲に押して、落ちるまで手を洗おうね
と指導しました。
思ったよりも苦戦しており、普段のパパッと簡単な手洗い方法ではばい菌はなかなか落ちないことを学んでいました。
新型コロナウイルスのワクチンが少しずつ接種できるようになってきておりますが、成人小児に回ってくるのはもう少し先になりそうです。まだまだ気を緩めずに、感染予防対策をしていきましょう。
子どもたちにも、「どんなふうに手を洗うの?」などと発問していただいて、振り返っていただけますと幸いです。
同時に私たち大人も、手洗いを見直していただき、20~30秒は丁寧に洗うように心がけましょう。
記・手洗い看護師