まちの保育園東池袋では、毎月日本各県の郷土料理を提供しています。
今月は鳥取県の郷土料理の「どんとろけめし」と「いもぼた」を提供しました。
料理名からはイメージがしにくいかもしれません…
1つずつご説明します!
まずは「どんとろけめし」!

どんとろけめしは「豆腐飯」とも呼ばれ、豆腐をごぼうや人参、油揚げなどの具材と一緒に炒め、お米と一緒に炊き上げる炊き込みご飯のことです。
鳥取県の方言で「どんとろけ」は「雷」を意味し、豆腐を炒める時の
「バチバチッ」「パチパチッ」と言う音が雷に似ていることからこの名前が付いたと言われています。
給食の時間に子どもたちの様子を見に行くと、
「この白いのはなあに?」
「今日はみそ汁じゃなくてご飯に豆腐が入ってる!」
と、ご飯に興味津々な様子でした。
普段から、炊き込みご飯などの混ぜご飯(変わりご飯)は子ども達から人気のメニューですが、今日のどんとろけめしも好評でした♪
続いては「いもぼた」についてご説明します!

昔から水田に恵まれない鳥取県西部の弓浜地帯では、主作物として栽培されたさつまいもと喉ごしをよくする里芋を加えて、ぼたもちを作り、間食にしていました。
保育園では子どもたちが食べやすいように、お米とさつまいもを一緒に炊いて、つぶして丸め、きな粉をまぶして提供しました。

さつまいもの甘味ときな粉の相性が良く、ぺろりと完食している子が多く見られました。
来月はどんな郷土料理が出るのか、ぜひ楽しみにしていてください!

記:栄養士 堀崎