まちの保育園東池袋では、毎月日本各地の郷土料理を提供しています。
今月は埼玉県の郷土料理【かてめし】と【味噌ポテト】を提供しました。

まずは、【かてめし】です。
【かてめし】は、秩父地方を中心に定着している郷土料理です。
特に、お米の生産量が少ない地域で、ご飯の量を増やすために具材を加えたことからできたとされています。
秩父地方では、里芋の茎を乾燥させた「ずいき」を入れるのが定番とされていますが、
給食では、大根、人参、干しシイタケ、油揚げ、ごぼうを使用しました。
子ども達からは、
「これは、なんの野菜かな?」
「人参と大根が入ってる!」
と何が入っているか探しながら食べる姿も見られました。

おやつには、【味噌ポテト】を提供しました。
【味噌ポテト】と聞くとB級グルメ」のイメージがあるかと思いますが、実は秩父地方に古くから伝わる郷土料理です。
畑作が行われてきた秩父地方では、収穫したじゃがいものうち小ぶりなものを焼き、味噌だれをぬって食べたのが始まりとされています。
普段からじゃがいもを使ったおやつは人気ですが、今日の【味噌ポテト 】も好評で
おかわりする子が多く見られました。
来月はどんな郷土料理が出るのか楽しみにしていてください!

記 管理栄養士 阿部