看護師と管理栄養士合同で、4.5歳児クラスに熱中症についての保健教育を実施しました。
「ねっちゅうしょう?なーに?」
「おそとがあつくて、たおれちゃうんだよ」
「おみずのむんだよ」
なんとなく耳にしたことがあることば。
子供や高齢者は特に熱中症のリスクが高まります。
子供自身が熱中症を理解し、自分の身を自分で守れる第一歩として、みんなで勉強しました。

今日学んだ熱中症対策は
①水分をこまめに摂る事
②朝昼晩の3食しっかり食べる事
③十分な睡眠をとる事
④外に行くときは、帽子を被る・水筒を持っていく事

なぜ上記の項目について詳しくお話しました。
①人間の体は6~8割が水分でできています。
水分補給は1回に100ml(園でよく使っているコップのおよそ半分くらい)
100mlは5口ほどの量です。大人は200ml程度がよいとされています。
運動量にもよりますが、お散歩のときは、公園に着いた時、遊んでいる最中(1~2回)、公園を出るとき、園に帰ってきたとき等、具体的に伝えました。
②管理栄養士から説明をしてもらいました。
バランスのとれた食事を食べる事。特に夏野菜(トマト・なす・きゅうり等)はおすすめ。
朝食抜きは熱中症のリスクを高めます。
③早寝早起きできそく正しく。夜更かししていないかな?寝不足は熱中症リスクを高めます。
④帽子を被ることで頭の温度上昇を抑えることができます。
遊びに没頭しすぎず、保育士の先生たちが「お茶飲みます」と言ったら、喉が渇いてなくても、飲んでね。
こんなに覚えられないよね…
と思い、折り紙で熱中症対策をバッチリしているクマを作りました。
説明したこと全て身につけています。
水筒を肩からぶら下げて、夏野菜を持ち、睡眠のための枕を持ち、帽子を被っています。
忘れた時はこれを見て思い出してね。

この折り紙、人数分を一人で折ったので、数時間かかりました…
とても喜んでくれたのが、素直に嬉しく思いました。
記・くま看護師