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重陽の節句

 

9月9日は、こどもの日や七夕に並ぶ五節句の1つである「重陽の節句」です。

「菊の節句」とも呼ばれ、健康に元気に過ごせるように願います。

現在では、あまり馴染みは無いですが、昔は五節句の最後として盛んに行われていました。

「重陽の節句」の行事食として、【菊料理】や【栗ご飯】があります。菊がメインと

されていましたが、重陽の節句は作物の収穫時期と重なるため、庶民の間では「栗の節句」

とされ【栗ごはん】を食べてお祝いしていました。

 

更に、「くんち(9日)に茄子を食べると中風にならない」という言い伝えもあります。

「中風」は発熱や頭痛などの風邪等をさしてします。

「重陽の節句」の前日の9月8日の給食では、みんなの健康を願って

 

「栗ごはん」と「豚肉とナスの味噌炒め」を提供しました。

普段、給食では出ることのない栗!

子ども達の反応が不安でしたが、栗の甘露煮を使用したことで甘味が感じられた

ようで良く食べている姿がみられました。

 

「栗ごはんまた出してね!」

の声も聞こえました。

おやつには、 さつまいもんぶらん を提供しました。

秋が感じられるさつまいもを使用したモンブランは子ども達からも好評でした。

 

なかには、

「今までで一番おいしい!」

「お母さんにも食べさせてあげたい!」

などの声も聞こえてきました。

9月8日 献立

~給食~

・栗ごはん

・豚肉とナスの味噌炒め

・小松菜とツナの和風サラダ

・豆腐のすまし汁

 

~おやつ~

・さつまいもんぶらん

・パイン缶

・牛乳

 

記:管理栄養士 阿部